千葉の“手当て文化”をみんなで育てていきましょう

公益社団法人 千葉県鍼灸マッサージ師会 副会長の深山英貴です。
いつも会の活動をあたたかく支えてくださっている会員の皆さま、そして地域の皆さまに、心からの感謝をお伝えいたします。
日々、伝統あるこの会がより良い形で続いていくよう、そして鍼灸マッサージ師の皆さまが誇りを持って働ける環境づくりのために、全力で取り組んでおります。

私たちの“手”には、人を元気にする力がある

地域に必要とされる大切な存在として

日本では高齢化が進み、「自分らしく元気に暮らせる時間」を大切にする方が増えています。
そんな中で、私たち鍼灸マッサージ師は、東洋医学に基づいた“手のぬくもり”で心身を整える専門家です。
薬に頼りすぎず、人が本来もっている治る力を引き出す私たちの技術は、医療・介護の現場でもとても大きな役割を担っています。
この素晴らしい技術を、もっと多くの方に知っていただきたい。その思いが、私の原動力です。

副会長として大切にしたい３つのこと

会員の皆さんと一緒に、より良い会へ

これから私が特に力を入れていきたいのが、次の３つです。

① もっと話しやすい、参加しやすい会にする

臨床の中で感じる疑問や想いを、気兼ねなく執行部に届けていただけるように、意見の通り道をしっかりつくります。
若手の先生や女性の先生が参加しやすい雰囲気をつくり、自然と活気が生まれる会を目指します。

② 医療・介護としっかり繋がり、信頼される存在へ

行政や病院、介護施設などとの連携を深め、私たちの技術がもっと地域で活かされる場を増やしていきます。
研修や広報を通じて、鍼灸マッサージの科学的な根拠や効果を分かりやすく伝え、社会的な信頼を積み重ねていきます。

③ 学びやすい環境を整え、質の高い施術家を育てる

新しい知識や技術、安全管理に至るまで、実践的で学びやすい研修を充実させていきます。
「もっと上手くなりたい」「もっと役に立ちたい」
そんな気持ちに寄り添いながら、学べる環境づくりを進めていきます。

最後に

ひとりひとりの力が、千葉の未来をつくります

千葉県には、優れた技術と温かい心をもつ先生方がたくさんいらっしゃいます。
私ひとりでできることは限られていますが、皆さまと力を合わせれば、会はもっと良くなり、技術も価値ももっと広がっていくと思っています。
これからもどうか、変わらぬご支援とお力添えをいただけましたら幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。