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【ご挨拶】常務理事・組織局長・広報部長 赤沼裕正

内側に入って初めて気づいたこと

いつも本会の活動にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。
私は現在、常務理事として会務に携わりながら、広報担当として会の情報発信を担当しています。役員になって2年ほどになりますが、この2年間で、これまで見えていなかった会の姿をたくさん知ることができました。
これまでは、一会員として会報やHPを“自然と更新されているもの”と受け取っていました。しかし実際には、毎回の会議でたくさんの意見が交わされ、役員の皆さんが時間を割いて準備をし、丁寧に情報をまとめてくださっています。内側に入ってみて初めて、「この会は多くの人の思いで成り立っているんだ」と実感しました。

広報を通して感じた“伝えること”の難しさ

広報の仕事は、会の活動や魅力を分かりやすく届けることです。
けれど言葉にして伝えるのは簡単ではなく、文章を作るたびに「どうすれば読み手に伝わるだろう?」と考え続ける日々です。
私は文章を書くことが得意な方ではありません。それでも、会員の皆さんや県民の方に「師会ってこんな活動をしているんだ」「参加してみたいな」と思っていただけるように、できるだけ丁寧に、そして温かい情報発信を心がけています。
会の内部はとても和やかで、役員同士が率直に話し合える雰囲気があります。県民の健康をどう支えられるか、会員の学びにどうつなげられるか、そんな意見が自然に飛び交う、とても前向きな会です。

若い世代の参加がこれからの鍵

今、私たちが特に課題として感じているのは、若手会員の少なさです。
30代以下は全体の10%にも満たず、このままでは将来の担い手が不足してしまう可能性があります。
若い施術者が増えると、会の活動にも新しい視点やアイデアが生まれ、業界全体の活性化にもつながります。だからこそ「もっと若い世代に参加してほしい」という思いが強くあります。

HPとSNSをもっと身近な存在に

この課題に向けて、広報としてできることのひとつが“情報を分かりやすく発信していくこと”です。
・HPの更新を増やす
・研修会や活動報告をより見やすく掲載する
・SNSで気軽に情報を届ける
こうした取り組みを続けることで、会の雰囲気や活動内容が伝わり、「この会に入ってみたい」と思ってもらえるようなきっかけをつくっていきたいと考えています。

さいごに

本会は、多くの会員の皆様に支えられて成り立ってきた歴史ある組織です。
その一方で、「これからの時代に合った形」に少しずつアップデートしていくことも大切だと感じています。
広報としてはまだまだ学ぶことばかりですが、これからも誠実に、そして楽しみながら、会の魅力を発信してまいります。
引き続き、皆さまの温かいご協力をいただけますと幸いです。